肥後銀行 様
タブレット端末活用で、業務効率化を実現
地域の振興の為、一層のデジタル化を図る肥後銀行様では、
お客様の物品をお預りする預り業務をシステム化し、タブレットで業務を完結させることで事務負担の軽減を実現しました。
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導入ソリューション
BankNeo預り管理
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導入時期
2018年9月
生産性向上・営業力強化とタブレットの有効活用
事務削減によってお客様の課題解決を支援するための取組として『ECRS(イクルス)』を推進していく中で、従来紙で行っていた業務のシステム化を検討しました。
併せて、以前から渉外担当者に配布していたタブレットの有効な活用方法を思案していました。
そこで注目したのが「預り管理」業務でした。
お客様を訪問する渉外担当者にとってはほぼ毎日携わる業務であり、営業力強化・タブレットの有効活用等に加え、ペーパーレス化によるコストメリットにもつながるものだと考えました。
柔軟な提案力が大きな魅力でした。
当時複数のベンダーから提案を受けていましたが、その中でも価格と実績で当行とマッチしたのがJASTさんでした。事例や業務知識が豊富で、細かい業務のシーンを想定した柔軟な提案をしていただけました。
当時、預り業務をシステム化していた銀行は少なかったので、様々な知見を提供してくださり、大変助かりました。
使いやすさとセキュリティ面の両立を目指しました。
預り業務をシステム化するにあたって特に求めた点は、「使いやすさ」です。お客様との時間を確保するために、事務にかける時間は少しでも短くすることが目標でしたので、直感的な操作でシンプルに管理ができるようにしています。
また、タブレット上でお客様情報を扱うため、セキュリティ面でも細心の注意を払いました。シンクライアント環境とセキュアブラウザ環境を併用することで、カメラ撮影等も実現ができました。当時では珍しい環境かと思いますが、JASTさんには柔軟に対応していただきました。
お客様にとっても、行員にとってもメリットのあるシステムになりました。
まず、お客様からの反応ですが、電子サインについては特に違和感なく受け入れていただきました。既に世の中に様々なデジタル申込が普及していたことが大きかったと思います。
また、現場の行員からの反応ですが、「使いやすい」システムだと好評です。役席は、リアルタイムで預かり内容の確認ができ、物品管理については一元管理できるので提示後の処理に係る時間が圧倒的に少なくなりました。
併せて、ペーパーレス化による紙帳票削減や印紙代負担の軽減を実現することができました。